
・そもそも敏感肌ってどんな肌なの?
・肌がヒリヒリしたり、赤みがすぐ出る
・敏感肌の正しいスキンケア方法がわからない
・スキンケア用品を買う際の注意点を知りたい
肌で悩んでいる方で、こんな悩みを持っている方も多いと思います。
この記事を読むことで以下のことが分かります。
目次
敏感肌ってどんな肌?
そもそも敏感肌とはどんな肌なのでしょうか。
実は明確には定義されていないのですが、敏感肌は肌の感受性が高く、さまざまな刺激に敏感になっている状態の肌のことです。
敏感肌の特徴としては
- 肌の乾燥がひどく、かゆくなったりヒリヒリしたりする
- 湿しんやかぶれ、赤みなどができる
- ニキビなどの吹き出物ができやすい
- 季節の変わり目に肌荒れをしやすい
のようなものが挙げられます。
このような敏感肌の原因は、"肌のバリア機能の低下"にあります。
バリア機能は、紫外線やほこりなどの外界の刺激から肌を守ってくれる役割を持っています。
しかし、加齢やストレス、睡眠不足などの生活習慣の乱れ、間違ったスキンケア方法などをしているとこのバリア機能を低下させてしまいます。
そのため、敏感肌を改善するには肌のバリア機能を高める必要があります。
肌のバリア機能を高めるには、バランスの良い食事や十分な睡眠などの生活習慣ももちろん大事ですが、毎日のスキンケアが一番重要になってきます。
そのため、毎日のスキンケアには人一倍気をつけなければいけません。
そこで、次に敏感肌の正しいスキンケア方法を紹介します。
敏感肌の正しいスキンケア方法
- 朝と夜の2回の洗顔
- クレンジングや洗顔など始める前に、手を洗い清潔にしておく
- ゴシゴシ洗わずになるべく摩擦が起きないようにする
- ぬるま湯(32~35度)で洗い流す
- タオルではなく、ティッシュか手で水分をとる(手で水分を肌に入れ込むのがオススメ)
- 保湿を重視してスキンケアをする
基本的に、洗顔の回数は朝と夜の2回で洗顔料を泡立てて優しく洗います。
また、汚れた手で行うと肌トラブルの原因となってしまうので、顔の前に手を洗って清潔にしておきましょう。
とにかく、敏感肌の洗顔で大切なのは"いかに肌に刺激を与えないで行うか"です。
ゴシゴシ洗ったり、熱いお湯で洗い流す、汚いホコリのついたタイルで拭くなどを行っていると肌に刺激を与えてしまうので気をつけましょう。
洗顔後は、すぐに保湿をするようにしましょう。
正しい洗顔方法がわかったところで、次にスキンケア用品を買う際のポイントについて紹介したいと思います。
敏感肌のスキンケア用品のポイント
敏感肌の人が、スキンケア用品の注意すべきポイントを紹介したいと思います。
クレンジング
クレンジングを選ぶ際は以下のポイントに気をつけましょう。
敏感肌の人は、なるべく肌に優しいクレンジングを使いましょう。
肌に優しいタイプとしては、ミルクタイプとクリームタイプがオススメです。
なぜなら二つのタイプは、肌の負担になる成分が少ないからです。
ただ、人それぞれで敏感肌でもオイルタイプが合う方や、ジェルタイプが合う方もいます。
そのため、自分の肌に合ったものを選びましょう。
肌に優しいクレンジングを選ぶといっても、メイクをしっかりと落とせないと肌の状態はさらに悪くなってしまいます。
濃いメイクやナチュラルメイクなど、メイクの濃さに合わせてクレンジングタイプを使い分けてみても良いでしょう。
拭き取りタイプは肌に摩擦がかかってしまうため、あまりオススメしません。
洗顔フォーム
洗顔料を選ぶ際は、以下のポイントに注意してください。
クレンジング同様、肌に優しく刺激の少ないものを選びましょう。
洗浄力が高すぎると、肌に必要な皮脂までも落としてしまい、乾燥してしまうので高すぎない洗浄力のものがオススメです。
また肌がピリピリする、ヒリヒリするといった刺激をスティンギング刺激と言います。
スティンギングテスト済みのものは低刺激の洗顔料を選ぶ際のポイントとなります。
化粧水
化粧水選びは以下のポイントに気をつけましょう。
化粧水も肌への刺激が少ないものを選びましょう。
刺激となるアルコール系・香料・美容成分(ビタミンC誘導体)などを含まないものを選びましょう。
また、セラミドやヒアルロン酸・コラーゲンなどの保湿効果の高い成分が入っているものを選びましょう。
さらには、初めて使用する化粧水は事前にパッチテストをすることをオススメします。
肌荒れや、かぶれたりなどアレルギー反応が起こってしまっては遅いので、事前に必ず行いましょう。
美容液
美容液は、美白やアンチエイジング・保湿・毛穴ケアなどの目的によって使い分けますが、敏感肌の人は高保湿を目的とした美容液を使用しましょう。
先ほども言った通り、敏感肌は肌のバリア機能の低下が原因です。
その肌のバリア機能を高めるためには、とにかく”保湿”が大切になってくるので保湿美容液を選びましょう。
もちろん、敏感肌の方でも美白ケアやエイジングケアをしたいという方もいるかと思います。
そういう方は、まずは保湿美容液で肌のコンディションを整えてからそれぞれの目的にあった美容液を使用することをオススメします。
乳液・クリーム
化粧しや美容液で浸透させた水分や美容成分を肌に閉じ込めるためにも乳液・クリームはとても大事です。
乳液・クリームを選ぶ際は以下のポイントに注意しましょう。
乳液やクリームは、高保湿なのはもちろん低刺激で肌に優しいものを選びましょう。
特に、アルコール・香料・着色料・界面活性剤を含むものは肌に負担がかかってしまうので避けましょう。
さらには、アレルギーテスト済み・パッチテスト済みなどの記載があるものを選ぶことをオススメします。
まとめ: とにかく低刺激・高保湿
今回はヒリヒリしたり、すぐ赤みが出てしまう敏感肌の人へ向けて「正しい洗顔方法やスキンケア用品を買う際のポイント」をまとめました。
この記事を読んでもうお分かりかと思いますが、敏感肌のケアで大切なのが、"低刺激""高保湿"を意識して、肌のバリア機能を高めることです。
しっかりと毎日のスキンケアで肌のバリア機能を高め、美肌を手に入れましょう!