「ブログ記事を書いているけど、読者があまり増えない」
「本当に今の書き方で良いのかわからない」
このような悩みを持っている方は多いのではないでしょうか。
ひとは文章を読む際に以下の2つの点に注意しています。
今回はこの2つの中でも、特に大切な①について解説していきたいと思います。
目次
①が大切な理由
①は私たちの行動に大きな影響を与えています。
なぜなら、私たちは日々の物事を慎重に考えて決定しているように見えるが、実は直観的に決定していることが多いのです。
例えば、美肌の人が使っているスキンケア用品であれば、このスキンケア用品がとても良いものに見えてきます。
多くの人は、肌をきれいにしたいと思っているので美肌の人に憧れを持ちます。
それと同時に美肌の人が使っているスキンケア商品もまた憧れの対象になるのです。
これは直観的な行動なのです。
現代では、情報がありふれているいるため、すべての情報を1つ1つ慎重に考えていると疲れてしまいます。
そのため、このような直観的行動をする人が多くいるのです。
だからこそ、①を考慮して文章を書く必要があるのです。
次は「心理的に負担の少なく読みやすい、見やすい」文章を書くための具体的な方法を9選紹介したいと思います。
具体的な方法9選
改行と行間を調整する
読みやすく、見やすい文章を書く際は、必ず改行や行間に気を配る必要があります。
改行や行間のない文章は非常に読みづらく、どれだけ良い内容だとしても読まれなくなるからです。
改行や行間を入れるだけで文章を読むリズムができスラスラ読みやすくなります。
漢字とひらがなをバランスよく使う
パソコンで文字を打っていると、ついつい普段は使わないような漢字表記が多くなってしまいます。
難しい漢字や見慣れない漢字を使用してしまうと、読者に読みにくさを感じさせてしまいますし、読むのに疲れてしまいます。
そのため、漢字を使うときは、「その表記は本当に漢字である必要があるのか?」を考えてから使うようにしましょう。
また、ひらがな表記をあえてカタカナ表記にしてみるのも良いでしょう。
例えば、「オススメ」「カンタン」「ワクワク」のようにすれば、その言葉を強調することもできます。
箇条書き(リスト表記)を使って、要点を整理する
文章の中に箇条書き(リスト)を使うことで、情報を見やすく整理することができます。
「〇〇や〜〜、**や@@」などのように、並列表記を多用している場合には、箇条書きを積極的に用いた方が良いでしょう。
このようにリストにした方が読みやすいですよね。
また、箇条書きには頭に数字をつける場合と、数字をつけずに黒丸(●)やチェックリスト形式のマークを用いる場合があります。
この2つの使い分けとしては、情報の「数」が決まっている場合は数字をつけましょう。
頭に数字をつけることで、読み手に「これだけの数を知っておけば良い」ということを伝えることができ、負担を減らすことができます。
情報をカテゴライズして整理する
長い記事であればあるほど、どこに何が書かれているかが分かりづらくなります。
そこでオススメしたいのが、ページの冒頭文に「この記事ではどういった情報が取り上げられているのか」を示す”目次”を設置することです。
そして、その目次を「ページ内リンク」にすれば、読み手は自分が欲しい情報まですぐにジャンプすることができます。
ただ、この目次を設置するには、記事の中で取り上げられている情報を整理する必要があります。
また、目次の項目が多すぎると、読み手が疲れてしまうので、ちょうど良い数の「ページ内リンク」を目指して、情報を整理すると良いでしょう。
目次を自動的につけてくれるプラグイン「Table Of Contents Plus」:
https://webst8.com/blog/wordpress-table-of-contents-plus/
文章が不必要に長くならないようにする
長い記事でも、文章のリズムがよければ読んでもらえます。
とはいえ、不必要に長いページは”読みづらさ”につながります。
そこで、いらない言葉や表現があれば、思い切ってカットするようにしましょう。
例えば、無意識のうちに同じような意味の文章を繰り返していた場合は、どちらかをカットすると良いでしょう。
感情表現を入れて、自分事化による共感を得る
直観的な判断や行動は、「その文章が自分にとって関係があるかどうか」と密接に関係しています。
その文章が自分に関係があれば読者は読みますが、自分に関係がなければ読者は読みません。
そのため、記事の冒頭文で感情表現を入れることで、読み手の共感を誘発し、その後に続く文章を読みたいと思わせることができます。
冒頭で共感を誘発できれば、読み手がその記事を自分事に感じるため、その続きの文章を読んでもらいやすくなります。
途中に感情表現を入れたとしても、その感情表現にたどり着くまでに読者が離脱するケースもあるので、感情表現は冒頭にも入れた方が良いです。
ただ、入れすぎには注意しましょう。
文字のサイズや色、強調を調整する
文章を読むということは、文字を目で追うということです。
そのため、文字自体の”見やすさ”も考えなければなりません。
文章を書く際は文章の内容だけでなく、以下のように、その文章を紡ぐ文字の”見やすさ”にも配慮しましょう。
色の強調
読み手は、文章を一文字一文字読むのではなく、大抵は眺めるように読んでいます。
そのため、その文章で特に大事な箇所や注意しないといけない箇所は強調すると読まれやすくなります。
例えば、特に大事な箇所は黄色いマーカーを入れてみるとか、注意しないといけない箇所は赤文字にしてみるなど、自分なりに工夫すると良いでしょう。
文字と背景のコントラストは記事の滞在時間にも影響する
文字の見やすさを担保するには、文字色と背景色とのコントラストも大事です。コントラストが強すぎると、読み手の目に負担がかかってしまい、長い文章を読んでもらいにくくなります。
記事の作成時には何度も読み返して、自分の目が疲れないかどうかを確認してみてください。
また、明るい室内で読むだけでなく、就寝時をイメージした暗い室内でも確認してみるとなお良いでしょう。
写真やイラストを使う
「百聞は一見にしかず」という言葉の通り、何回も言葉で説明するよりも、一回写真やイラストを見せた方が理解しやすいということがあります。
そのため、記事内で取り上げるテーマや情報によっては、文章だけで説明するのではなく、写真やイラストを使って説明したほうが良い場合があります。
なので、言葉だけで説明するのが難しいと思ったら、写真やイラストを使用してみましょう。
写真やイラストを用いることで、理解するのがカンタンになり、読み手の負担も減らすことができます。
漫画的な演出を意識する
「文字だけの本は嫌いだけど、マンガは好き」という方は多いのではないでしょうか。
マンガ的な演出をすることで読み手がスラスラ読みやすくなります。
会話調が簡単にできるプラグインもあるのでぜひ使ってみてください。
吹き出しの会話を簡単に使えるプラグイン「Speech Bubble」:
https://tcd-theme.com/2016/08/speech-bubble.html
以上、今回は「見やすく、読みやすい文章の書き方のポイント9選」について解説しました。
これからブログを頑張ろうという方や、ブログがなかなか伸びないと悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。